【スタッフコラム】旅の効用
今年の夏、初めて瀬戸内の島々を訪れました。
数年前に行った出雲大社をきっかけに、中国・四国地方にグッと興味を持ったんです。
というのも、本当に美しくて、とにかく気持ちのいい場所という印象が強かったから。
今度は少し足をのばして瀬戸内の方へと、思いを馳せていました。
そこから数年ほどたち、いざ訪れるとやっぱり気持ちよくて、「多島美」を目の前にしたときは間違いなく好きな場所になっていました。
もともと多くは行けないけれど旅は好き。そしてどこを訪れても思うのが、旅には必ずふたつの効果があるということです。
【お詫びと訂正】公開時に、上記1文にある「出雲大社」の表記が「伊勢神宮」と書かれており、本日訂正いたしました。正しくは「出雲大社」になりますので、訂正してお詫び申し上げます。(2018/9/25追記)
自分の目で見るまで、知った気にならない
▲亀老山展望公園からの眺め。点在する島がかわいい!
日本って、広くて大きいんだなぁ。
しまなみ街道の南部にある、亀老山展望公園から見た今治市内の景色は、予想を遥かに超えるほど大きくて、いざ目の当たりにしたときに、いつの間にかガイドブックやネットの情報だけで自分がその土地を知った気になってしまって、頭でっかちになっていたかも、なんて思ったのです。
足を踏み入れてはじめて見てわかる風景や空気感と、聞こえてくる方言。この場所で暮らしている人がいるんだと実感したときに、なんだか心の底から「ついに今、ここにいる!」と思いが湧くんです。
旅をするたびに、もっと目の前に広がる景色に謙虚でいなければと思わせてくれます。
日常にハリをもたらせてくれる
ふとしたときに、自分の日常に飽きて、なにか新しい風を吹かせたくなるとき、旅というのは本当に効き目抜群だなと思います。
そんなときに旅をすると、自分の日常に戻るのが楽しみになるし、また仕事頑張れそうとか、次はどこに行こうとか、すっと肩の力が抜けて自然と前向きな気持ちになる。そんな効果がある気がします。
帰りたくない!じゃなくて、また来よう。次はどこにいこう、という気持ちが、その先に続く日常に少しのハリを持たせてくれるのです。
思いを馳せる場所に自分の足で訪れ、肩の力が抜けて日常に帰ってくること。
この細く長ーく続くルーティーン、わたしにとってなくてはならないことだと思います。
さて、次はどこに思いを馳せようかな。
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