【春の水餃子】03:ほくほくしっとり、やみつきになる「じゃがいもとタラの餃子」
まだまだ寒い日は続きますが、気持ちは次第に次の季節へ。いろどり明るい軽やかな餃子で春を待ちましょう。今月は料理家の長谷川あかりさんに、春野菜を使った水餃子と小さなおかず4種を教わっています。
3品目は変わりだね、じゃがいもとたらを皮で包んだ新感覚餃子。ほっくり食感は一度食べればきっとやみつきになります。
ほっくりお芋に、たらこの塩気
じゃがいもとタラの水餃子
材料(10個・2人分)
餃子の皮(大判)…10枚
じゃがいも…中1個(正味80g)
甘塩タラ…1切れ(80g)
たらこ…(皮をとった正味20g)
料理酒…大さじ1と1/2
塩…少々
おろしにんにく…小さじ1/8
牛乳…大さじ2
【仕上げ】
バター(有塩がおすすめ)…10g
ディル…適量
作り方
1.タネを作る
じゃがいもはさっと洗って、包丁で縦横に1周ずつ切り込みを入れ、水気のついたままラップに包んで電子レンジ(600W)で2分加熱する。粗熱がとれたら切れ目から皮をむく。
タラは耐熱容器に入れ、料理酒をかけてラップし、同様に電子レンジで2分半加熱する。粗熱がとれたら水気を切り、皮と骨をはずす。
ボウルにじゃがいもとタラ、皮をはずしたたらこ、塩、おろしにんにくを入れ、フォークで滑らかになるまで潰しながら混ぜる。全体にたらこがなじんだら牛乳を少しずつ加え、さらに混ぜる。
2.包む
皮の中央に10等分にした1をのせ、水(分量外)を皮のふちにつけて半分に折りたたむ。
三日月型になった皮の両端を手前に持ってきて重ね合わせ、同様に水を適量つけて留め、帽子型に包む。残りも同様に包む。
3.茹でる
深さのあるフライパンまたは鍋でたっぷりの湯を沸かし、2の餃子を入れて3分茹でる。餃子が浮いてきたら、湯を切って皿に盛り、刻んだディルを散らし、熱いうちにバターをのせる。
長谷川さん:
「たらとじゃがいものやさしい味わいに、少量のにんにくがアクセントになります。
ディルがなければ、万能ねぎをのせても。少し和風になってこれもまたおいしいです」
付け合わせには「ごま青のりきゃべつ」
材料と作り方(2人分)
1.きゃべつの葉200gをせん切りにして、塩小さじ2/3(4g・きゃべつの重さの2%)をふって10分おき、出てきた水気をしっかり絞る。
2.1に太白ごま油、青のり、酢を適量ずつ加えてよく混ぜる。
1の工程でできた『きほんの塩もみきゃべつ』に好みの調味料を加えれば、水餃子に合う副菜のできあがり。お酢でさっぱり仕上げた青のりきゃべつは、バターをのせた濃厚な餃子の口直しにぴったりです。
【写真】濱津和貴
もくじ
長谷川 あかり
料理家、管理栄養士。SNSでのレシピ発信が反響を呼び、雑誌やWEBで幅広くレシピ提案を行う。近著に『時間が足りない私たちの新定番「私、天才かも!」レシピ』(講談社)、『フライパンひとつで作る ゆるごちそう 煮込み・蒸し・スープ』(幻冬舎)など多数。Instagram:@akari_hasegawa0105 。
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